「星座占いが当たった」と感じたことはありますか?
おうし座の特徴のマイペースは、まさに自分のことを指している!
美的センスもあるし、いろんなことにこだわりを持ってるし…
このように、星座占いの基本的性格は当たると感じる人も多いのではないでしょうか?
しかしながら、星座占いといえば、生年月日で該当する星座を割り出すだけなのに、どうしてこんなにも怖いほど当たるのか不思議ですよね。
「占いは科学的根拠がない」とよく言われますが、それでも信じる人が多いのが占いのおもしろいところ。まぁー信じるといっても参考程度にしている、という人が大半ではありますが、
というように言われてしまうと、なんとなく青を意識したり、普段はつけないネックレスをつけてみたりしてしまう人が多いようです。
では、なぜ科学的根拠がないのに、占いを信じてしまうのでしょうか?
実はこれ、
人間の心理学的な要因
がいくつか関係しているのです。
誰にでも当てはまるようなことを、あたかも自分だけに向けられたものだと勘違いしてしまったり、自分に一致する一部分だけしっかりと認識して、一致しない部分を忘れてしまったりするのは、まさに心理学的な側面なのです。
そこで今回は、星占いが怖いほど当たると感じる理由について心理学的な側面についてお伝えしたいと思います。
星座占いが怖いほど当たると感じる理由には、いくつかの心理学的な要因が関与しています。ここでは主な3つを紹介します。
まずは「バーナム効果」についてお伝えします。
バーナム効果とは、誰にでも当てはまるような一般的なことにも関わらず、「自分だけに当てはまる」として受け取ってしまう心理的効果のことです。
星座占いでは多くの人が該当するかのように考えられた言葉で書かれていることがあり、「おひつじ座のあなたは、○○○」といわれてしまうと、あたかも自分にピッタリだと感じてしまう場合が多いようです。
次に、認識に関わる「選択的認知」という心理的効果があります。
人は自分にとって意味のある情報や、自分の信念に一致する情報を優先的に覚える傾向があり、都合のいい事柄にのみ焦点を合わせて優先的に評価してしまうことを選択的認知といいます。
たとえば、ストレスが溜まっている状況で星占いを調べた場合、「あなたは最近ストレスを感じている」と書かれていると、その部分だけが強く記憶に残り、それ以外の部分は忘れてしまうことがほとんどでしょう。
最後に、「自己成就予言」も占いでは大きな役割を果たします。
自己成就予言とは、根拠のない思い込みであっても、思い込んでいるうちに実際ににそうなってしまうことを指す言葉です。
たとえば「今月は恋愛運が上昇する」といわれた場合、その言葉を信じることで、無意識にポジティブな行動を取るようになり、結果的に素敵な出会いに恵まれることもあります。
つまりこれは、占いが当たるのではなく、占いを信じることで行動が変わり、その結果として運気が上昇したのです。
このように、星座占いではいくつもの心理学的要因が組み合わさることによって、星座占いは怖いほど当たると信じさせることができてしまうのです。
なお、星占いの多くはポジティブな言葉を使っていることが多くあります。
「今日は良いことが起こるでしょう」
「あなたの魅力が引き立つ日です」
などのように、肯定的なメッセージをよく目にすると思います。
このようなポジティブな言葉は、気分やモチベーションを上げる力があり、受け取る側に自信を与え、その日をより前向きに過ごすきっかけになります。
星占いを信じる、信じないに関わらず、よりよい人生を歩みたいと思うならば、日ごろから肯定的なメッセージを受け入れて、物事をポジティブに捉えていくと良いでしょう。
また、上で紹介した「自己成就予言」を活用するのもおすすめです。
星占いで「今日はあなたの努力が報われる日です」といった予言を信じることは、自ずとポジティブな行動を取るようになります。これにより、実際に良い結果が生まれることもあります。
いかがでしたか。
星占いが怖いほど当たる理由は心理学的要因がいくつかありますが、星占いを信じることにより自分自身の行動や態度が前向きになり、結果としてポジティブな出来事が増えるでしょう。
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