ラッキーナンバーは星座占いにもある！日常に取り入れて運気UP

日本人は大なり小なり数字に縁起を感じる傾向にあり、身近なところでいうと「五円玉にご縁」、「ラッキーセブン」といった意識があるように、数字に対してゲンを担ぐ文化があると言えます。「1～9の数字から好きな番号を選んでください」と言われると、7を選ぶ人が多いように、個人の意識のなかには

自身にとって縁起の良い番号

というものが存在しており、お隣中国では「8」や「3」が好まれたり、ベトナムでは「9」がラッキーナンバーであることは意外と知られていません。文化が異なれば、それだけ数字に対する認識や思い入れが異なるわけですが、

占星術においてもラッキーナンバーが存在

しており、12星座のみでのリーディング以外にも、星座別に縁起の良い数字の組み合わせがあり、自身にとっての本当のラッキーナンバーを導くことができるのです。
ただ、ラッキーナンバーばかりに着目するのではなく、その相対関係であるアンラッキーナンバーも留意しなければなりませんが、そもそもアンラッキーナンバーというのはどのようなものを指すのか、軽く見ておきましょう。

• 4（死）
• 9（苦）
• 11（1のゾロ目は蛇の目[スネーク・アイズ]）
• 13（キリスト最後の晩餐時の人数）
• 42（死人）
• 111（1のゾロ目は蛇の目[スネーク・アイズ]）
• 191（アメリカにおける航空機事故にまつわる数字）
• 666（ヨハネの黙示録）

といった具合に、世界的に見ても不吉な数値「忌数」は数多く存在しているのです。

よって、日本人にとってラッキーナンバーだと思っていても、世界的にみれば忌数だったなんてことは多々ありますし、その逆も然りです。ましてや欧米発祥の西洋占星術ともなれば、

日本ではまったくラッキーナンバーではない

といった数字の組み合わせもあるかもしれませんので、その点を考慮したうえでラッキーナンバーを捉える必要があります。

果たして、西洋占星術におけるラッキーナンバーとはどのような数字なのか？今回は、そんな星座占いにおけるラッキーナンバーと、そのナンバーの捉え方と自身の日常生活での取り入れ方などを詳しくご紹介していきます。

本格的に占う

西洋占星術におけるラッキーナンバーは、基本的にその星座（サイン）との深い関連性がある数字が意識されます。例えば、12星座のうちトップサインとなる牡羊座は「1」、牡牛座が「2」、最後の魚座が「12」といった具合に、

太陽が1年かけて1周する黄道の順

に黄道12星座が構成されておりますので、当然それぞれの星座が持つナンバーが存在します。そしてホロスコープに欠かせないもうひとつ要素がエレメント。「火・風・水・地」の4属性が存在しますので、日本では忌数である「4」が登場してきます。

各星座がどのエレメントに属するかは、過去記事「▼流行りの月星座占いで運気向上？～月星座で導く無意識の自分」 でもご紹介済みですが、各12星座には、

それぞれの星座を守るべく守護星（ルーラー）が存在

しており、その内訳は以下の通りです。

• 火星：牡羊座
• 水星：双子座・乙女座
• 木星：射手座
• 金星：牡牛座・天秤座
• 土星：山羊座
• 天王星：水瓶座
• 冥王星：蠍座
• 海王星：魚座
• 月：蟹座
• 太陽：獅子座

10個の惑星が12の星座を支配しているわけですが、それぞれの守護星におけるラッキーナンバーは

• 火星の牡羊座：9
• 金星の牡牛座：6
• 水星の双子座：5
• 月の蟹座：2
• 太陽の獅子座：1
• 水星の乙女座：5
• 金星の天秤座：6
• 冥王星の蠍座：0
• 木星の射手座：3
• 土星の山羊座：8
• 天王星の水瓶座：4
• 海王星の魚座：7

という形になります。

ただ、冥王星を守護星に持つ蠍座ですが、近年では冥王星が惑星から準惑星に引き下げられたため、その惑星番号である「134340」なども意識されるようになってきているようですが、こうしてみると様々な数字の組み合わせが考えられるので、例えば

• 火星のラッキーナンバー：9
• 守護星を火星に持つ牡羊座の黄道12星座順：1

を考慮すると、「10」や「19」「91」などもラッキーナンバーとして捉えることができます。その他、惑星の並び順として用いられる「惑星番号」（太陽が0・水星が1・金星が2・火星が4）も守護星の番号として用いられることがあり、その組み合わせは無限大とも言えるかもしれません。

本格的に占う

上記では、それぞれの12星座との縁が深い数字の例をご紹介してきました。
言わば、ホロスコープにおけるラッキーナンバーの基本となる数字で、そのなかには日本では忌数となる「4」や「9」も含まれますが、

西洋文化においてはそれは当てはまらない

ということは理解しておく必要があります。

また、地球が自転によって季節に応じて星座や惑星の位置が変わるため、その影響は少なからず受けると言われています。例えば、夏の夜は蠍座が見えるのに、冬の空は見えないのと同様、いくらご自身で星座にまつわるラッキーナンバーを信仰していても、季節によって運気が変化するため

ラッキーナンバーも季節に応じで見直す

ことも必要になってきます。
12星座との縁が深い基本数だけでラッキーナンバーを構成しているのであれば問題ありませんが、それ以外にも天体配置図におけるアスペクトを利用した数値をラッキーナンバーとして活用するケースもあり、その考えは人それぞれです。例えば、

自身が持つ星座の守護星と太陽の位置とのアスペクト

をラッキーナンバーとして用いたり、アスペクトのなかでも最も運気が強い60°や120°の数値をラッキーナンバーとして捉えることもあります。自身の星座や周りの惑星の位置関係は、各サイトで公開している天体配置図が参考になりますので、ホロスコープチャートと照らし合わせながら、自身にとって心地よい数字を導き出しても良いでしょう。

いかがでしたでしょうか？

星座占い（占星術）に秘められたラッキーナンバーを意識することで、日ごろから天体パワーを甘受しつつ、自身でも運気を呼び込むことを意識することで、日常生活においてもラッキーな場面に恵まれるかもしれません。

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