好きな人ともっとおしゃべりを楽しみたいけど、彼を目の前にするとどうしても自然体でいられなくなってしまう…なぜうまく話せないのか、その原因と解消法を知っておきましょう。
好きな人とうまく話せない理由としてもっとも多く挙げられるのが、「緊張してしまう」ことです。
緊張して普段の自分とは違う状態であることを本人が意識していれば、意中の相手の前で妙なことを仕出かしてしまわないか、変なヤツだと思われてしまわないかなど、様々なマイナスの思考が頭を過ぎるでしょう。
それによって相手と対峙したときにますます緊張してしまうという、悪循環を生んでしまいます。
また、男性と話す会話の適切な内容がわからないという方も多いようですが、よくよく考えてみると趣味関係の話でもない限りは世間話程度の会話で十分成り立つのですから、これは単なる考えすぎともいえるでしょう。
しかし、普段からあまり異性と過ごすことのないタイプの女性にとっては、異性と会話するだけで緊張するということも相まって切実な問題です。
「緊張する」「異性慣れしていない」ということがうまく話せない原因となっている場合は、残念ながら「経験を積む」ことでしか解消できません。あなた自身が自分の殻を破る決心をする必要があります。
まずは近くにいる男性と会話する機会をなるべく増やしてみてください。いきなり好きな人からスタートさせると更に緊張度が上がってしまいますから、まずは普段から異性に慣れることを目標にして始めてみましょう。
一言二言、他愛のない会話や挨拶などであっても構いません。そうこうしている間になんとなく会話のテンポや間合い、自然な会話の流れなどが身につくはずです。
異性慣れしていない女性の場合、こういったスキルが身につくと好きな人とうまく話せないといった現象に悩まされることがあっさりとなくなる場合もあります。
好きな人以外の異性とは会話も弾むのに、意中の彼とだけはうまく話せないタイプの方は、いったいどうしてそんなふうになってしまうのでしょうか。
「好きな人に嫌われたくない!」という気持ちの裏側には、あなた自身が自分の気持ちを中心にものごとを考えてしまっている様子が伺えます。変なことを言ってしまって嫌われたくない、つまらない人間だと思われたくない、という気持ちの奥には、自分が傷つきたくないという考えが隠れているのです。
最初から話が弾む相性というものも当然あるのですが、大抵の場合は知り合って最初の会話はぎこちないもの。そこからお互いに歩み寄っていくことで仲良くなる、というステップがあって当たり前なのに、恋愛に限ってあなたはこのステップを完全に忘れ去ってしまっているのです。
ではこういった気持ちに折り合いをつけるにはどうすればよいのでしょうか。気持ちをむける方向を自分自身ではなく彼のほうにシフトしていくように心掛けてみてください。
「彼のことをもっと知りたい」「彼を楽しませたい・喜ばせたい」というふうに考えの方向性を変えてみると、自分の気持ちにばかり焦点を当ててしまう癖はだんだん解消されていきますよ。
たとえ彼の前で失敗したとしても、言葉に詰まったとしても、あなたの一生懸命さが伝われば十分です。男性は一生懸命な女性の姿にいじらしさを感じるもの。
取っ掛かりである世間話程度で、取り返しの付かないような失敗は滅多にできるようなものでもありませんから心配はいりませんよ。
そして必要以上に自分をよく見せようとする気持ちも忘れてしまってください。そう考えるのは恋する女性である限りは当たり前なのですが、取り繕った化けの皮はいつか剥がれてしまいます。
後から幻滅される恐れもありますし、まずは今の自然体のあなたを見せることがなによりも大切なのです。
気持ちの問題の整理がある程度付いたのであれば、いよいよ実践に入りましょう!彼のほうから頻繁に話し掛けてくるような理由があるのなら、チャンスも拡大しますね。
学校行事や仕事でのグループが同じであれば、用事があれば向こうから話し掛けてくることも多いでしょう。
男性は用件だけ伝えて会話を終了させてしまうこともよくありますから、その後すかさず笑顔で「いつもありがとう」「今日も忙しそうだね。お疲れ様」など、あなたのほうから労いの言葉や感謝の気持ちを伝えるようにしてください。
一言二言であれば、彼がどんなに忙しそうにしていても鬱陶しがられることもありません。ぶっきらぼうに返されたとしてもへこたれずに、どんどん回数をこなしていきましょう。こういった行為の積み重ねから、機会があればロングトークへと持ち込みやすくなります。
接点があまりないというあなたの場合、やはりあなたのほうから歩み寄る努力が必要となるでしょう。ここでは「単純接触効果」という心理学的なテクニックを意識することが大切です。
先ほども同じテクニックを使用していますが、彼との接点があまりないのであれば、あなたのほうから彼に近付くことがもっとも重要な行為となります。
単純接触効果とは、何度も同じ人と接触することで相手への親近感や好感度がアップするというものです。遠くから彼を見つめている時間があるのなら、積極的に近付いて挨拶や一言だけでも言葉を交わす回数を増やすことにまずは専念してくださいね。
色々試してみても長い会話となるとまだ緊張してうまく喋ることができない…ということもあるでしょう。そんなときにはいっそのこと完全に聞き役に徹してみるといいですよ。
この行為は上記にあるように、気持ちのありようを「自分の内面」から「彼のことを考える」ことにシフトするためにも役立ちます。
「彼のことをもっと知りたい」という気持ちで、「それからどうしたの?」「それ面白い!もっと聞きたい!」などと話を盛り上げる役に徹してみてください。そうやって話に夢中になっている間に、あなた自身の緊張もほぐれていきますよ。
また、恥ずかしくて顔を見て話せない!というのであれば、彼の顔をずっとガン見しておく必要はありません。
椅子に座っている場合は真正面に座るのではなく、なるべく彼の横や斜め前に座ってみてくださいね。立ち話の場合も彼の真正面を向く必要はありません。少し斜めに身体の角度を取っておけば大丈夫です。
そして大切なのは、会話の要所要所で必ず彼の顔を見ること!ずっとソッポを向いてばかりでは流石に「俺ってこの子に嫌われてるのかな?」と思われてしまうので、ここぞというときには彼の目を見て話すようにしてくださいね。笑顔であれば尚良し!ですよ。
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