妹のことで相談です。
私は結婚し、夫と暮らしていました。私の妹は独身です。相談は、この妹のことです。
6年前、私の父が亡くなったときに、それまで交流できていた妹が豹変しました。
実家の権利を含む遺産を、自分に有利になる様にしろと、そうでなければ絶対に遺産分割協議書に判子をおさないとすごい剣幕で迫ってきたのです。
私は父が亡くなって、遺産のあれこれで時間をかけるのは良くないと思い、気は進みませんでしたが、妹の言う通りに協議書にサインしました。
その協議書の内容は、遺産は分割するものの、実家の改装や売買などについて、妹の許可がなければ何もできず、逆に妹は私の許可がなくても実家の改装や売買ができるというものでした。
そのときから、妹がおかしいと思い始めましたが、父が亡くなったあと、すぐに母が体調を崩し、私たち夫婦が、実家に戻り、母の面倒を見ることになり、妹のおかしさはますますひどくなりました。
実家の母の介護を、妹は手伝うといいました。しかし、妹はただ実家に来るだけで何もせず、それどころか毎日実家に来て、母を介護する私と夫に、怒鳴ったり泣いたりと全く役に立ちませんでした。
私も夫も仕事があり、また毎日妹が夜遅くまで実家に来訪し、私たちに自分の言うとおりにしろ、と指図して怒鳴りつけるため、私の夫はうつ病のようになってしまい、私も疲労困憊して妹とトラブルになりました。
結果、私たちは実家を出て、母は施設へと入ることになりました。
この施設行きでも妹は怒り心頭で、私たちの働きが悪いから母を施設に行かせることになって許せない、と息まいていました。
そして、母の施設に、私たちの知らないところで毎日行って指図したり暴言を吐いたりしたようで、知らないうちに施設を出禁になっていました。
妹は施設が私と共謀して妹を追い出したのだと言い張り、弁護士を立て、警察に通報し、とんでもないトラブルになりました。が、私たちは本当にこの件はしらず、私と施設が共謀したというのはいいがかりです。
結果、もう私は妹と話したくなくなってしまい、私も弁護士を立て、今は妹となにかやり取りするときは弁護士どうしで話してもらっています。一応、妹が母に会えないのはかわいそうだと思い、母と妹をあわせてくれる施設にも、母を移動させました。
私の弁護士は、今後母が亡くなった場合、妹さんはとんでもないトラブルを起こすと思うから、任意後見人を付け、今のうちにこっそり遺言を母に残してもらっておいたほうがいいと私に助言しました。
なので、とりあえず言うとおりにしたところです。
相談はここからです。
私と妹とは小さいころは仲が良く、家族写真も撮りました。妹が元の妹に戻ってくれるにはどうしたらいいでしょうか。私は何をしたらいいでしょうか?
私は妹と仲良くなりたいと思っていますし、妹の困った部分については姉としてきちんとつきあうべきかなとも思います。
ただ、妹は「私の言うことを全部聞かないならお姉ちゃんとは仲良くできない」といって裁判も辞さないそうです。遺産についても、父のときにも譲らないと言っており、弁護士が言うには、母のときはもっとすごいことになると言われています。しかし、私は妹の言うことを全部聞くことはできません。
そして、できるなら、父が亡くなったときの遺産協議書について、妹に話し合って撤回してほしいのですが、それはできないのでしょうか?
これから妹さんと仲良くしたい。だから、妹が自身の悪い部分を直してほしいし、そのためにあなたは何をすべきか、とのことですね。
つまり、あなたは妹さんに、あなたが何か働きかけて、昔の良い妹さんに変わってもらいたいということですよね。
率直に言いますが、それは叶うことのない願いです。
なぜなら、妹さんは自分のことを問題だと思っていませんし、変わりたいとも思っていないからです。
そこにあなたが出てきて何かしても、妹さんは煩わしく思うことはあれど、あなたの望むように改心することはありません。
なので、あなたが『妹さんと仲良くしたい』ということを一番に望むのなら、解決策は一つです。
妹の言うことをすべて受け入れ、言うとおりにして、妹の言うことを全部聞いてあげる以外にありません。
昔の良い妹は、昔の妹であり、今の妹さんではありません。そこを間違えないことです。
あなただって、20年前のあなたと今のあなたは、かなり違うのではと思います。
過去のその人ではなく、今のその人をみて現状を考えなければならないと心得てください。
それに、あなたのお父様の死をきっかけに妹さんが豹変したとのことですが、それは変わったのではなく、元々あった依存心や執着心が、相続という利害が発生したことで表面化しただけです。
あなたは、今の妹さんのむちゃな要求、トラブルをあなたの働きかけか、あるいは妹自身に解決してもらって、妹と関係性を回復したいと言っていますが、それは無理な相談です。
無茶な要求をまるのみして妹さんと仲良くするか、無茶な要求を突っぱねて妹さんと決別するかのニ択以外ありえません。
そして厳しいことを言いますが、相続の時の不利な遺産協議書についても、そのまま撤回することは無理でしょう。急いでいたというのは言い訳になりません。妹の要求をそのまま飲んで判子をついたのは、あなたの責任です。
あなたがお金を積んで頭を下げるほかありません。100万、あるいは500万、一千万をつんで妹さんに頭を下げて、それでも難しいかもしれません。
気持ちをしっかりもってください。
あなたは選ぶほかありません。
妹と仲良くするために、妹の過酷な支配下にはいるか。
自分を護るために、妹を突っぱねるか。
いずれかを選ばなければ、結局はもっともっと大きなトラブルがやってくるでしょう。
自分の人生の責任を自覚し、今、毅然として決断すべき時です。
