情熱的な赤と冷静な青の混合色である紫は、まさしく両方の色の長所も短所も併せ持つ、複雑な感情を持った人が選ぶ色です。
男性と女性、能動的と受動的、外交的と内向的、二律背反な面を融合させて生まれた神秘の色とも言えます。
つまり、この色を選んだ人は相反する2つの物を融合させた不思議な魅力を持った人と言えるかもしれません。
紫を好む人はカリスマ性があり、芸術的なセンスがある美意識の高い人だと言えるでしょう。
その昔、紫色は高貴な人しか着ることが出来なかったため、上品や荘厳、優美といった意味もあります。
紫色を選ぶ人は精神的に豊かで、人の役に立つ仕事をしたいと考えている人がいたり、実際ボランティア活動をしている人もいます。
他にも、心の深淵を学ぶべくスピリチュアルなことや哲学に興味があったりもするでしょう。
お互いを尊敬し合えるような、そんな相手に心魅かれるところがあります。常にべったりしているのを好まず、お互いに付かず離れずな関係を求める人が多い色かもしれません。
癒しや奉仕の色も意味する紫なので、そういう所に魅かれて異性がアプローチしてきそうです。
また、その神秘的な謎めいたところが気になっている人もいるでしょう。
赤の情熱的なところと青の冷静なところ、両輪がバランスを取っていればとても魅力的な人でいられるのですが、ひとたびこのバランスが崩れてしまうと、現実逃避してしまったりネガティブなスパイラルに陥ってしまったりと危うい一面もあります。
ですが、その危うさも紫色を選んだ人の魅力の一つと言えるでしょう。
紫には自己治癒力のパワーもあるので、多少バランスを崩しても、自力で立ち直れる力もあります。
とても品が良くて、芸術的なセンスにも溢れ、カリスマ性もあるため、一歩間違うとナルシシスティックな傾向があります。自己愛が強く、自己陶酔してしまうパターンです。
そうかと思うと、突然無力感に襲われ現実逃避をしてしまい、不安や憂鬱に捕らわれてしまったりするかもしれません。
紫色の持つ狂気や死を表す部分により、愛する人との別れや死の悲しみ、不幸という、まったく癒しに対して真逆の意味もあります。
真逆といえば、この紫色は使い方ひとつで、上品で高貴な印象を与えることもあれば、反対に下品で粗野な印象を与える色にもなります。
これはこの色が持つ二元性のためでしょう。
また、死は再生へと繋がるので、悲しみや辛さだけではなく明るい展望も開けてきます。決して自暴自棄にならないように、悲しみの中の再生の芽を見つけるようにしましょう。
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